池田　恵美

白山市在住。
仁愛女子高等学校音楽科、仁愛女子短期大学音楽科、アントンブルックナー私立大学演奏家コース卒業。ソリストとしての研鑽を積むと共に在学中よりシュタイヤー夏季音楽祭2008「蝶々夫人」、2009「カルメン」参加を始めオーケストラ活動も精力的に行う。

第1回、12回ヴァイオリンコンクーin KANAZAWA 金賞、第49回福井県音楽コンクール　県知事賞、フレッシュコンサー2002in KANAZAWA審査員グランプリ賞、第17回コルテミリア国際音楽コンクール（2009、イタリア）第1位、同ガラコンサートに出演。金沢市文教会館主催 第26回文教アートウェーブにてソロリサイタル、第30回、第32回金沢室内管弦楽団定期演奏会においてソリストとして招かれブルッフ作曲ヴァイオリン協奏曲第1番、サンサーンス作曲序奏とロンドカプリチオーソを共演する。
2019年度金沢市民芸術村アーティストインレジデンスとして音楽劇「触覚の宮殿」に参加。
マレーシアサウンドブリッジ音楽祭に招待されヴァイオリン独奏曲「マントラ」(松下功)をマレーシア初演。

幼稚園、小学校、福祉施設、公民館などでの演奏にも力を入れており、アニメ曲、演歌、ポップス、映画音楽からクラシックまで幅広いレパートリーを持つ。

2021年に地域に根差した音楽活動を目指し同じ白山市(旧鶴来町)出身のホルン奏者、真田沙織氏とDuo cocor(デュオ　ココール)を結成。いしかわ県民文化振興基金より2021年度若手芸術家活動支援事業認定を受ける。金沢ナイトミュージアム　鈴木大拙館において和を結ぶコンサートVol.1、2023年3月に地元である鶴来総合文化会館クレインにおいて和を結ぶコンサートVol.2を開催。

またNPO法人ふくいこどものための音楽教室演奏コース講師、福井県芸術文化活動推進事業ヴァイオリン講師として後進の指導にあたる。
これまで、山下金弥、西川重三、日高毅、田村隆至、C.ダーリンガー、W.ダヴィット、K.カリオロウの各氏に師事。

数年前に体調を崩し、ホールでしっかりコンサートを聴くのは、弱った身ではかなりハードルが高いことを知りました。音楽は心の栄養と言うけれど、当時の私は自分から出向いて、それを摂りこむことは出来ませんでしたし、私が要介護状態だった頃は、家族もそうです。
その経験を通し、改めて音楽と向き合う中で、聴きに行く事が難しい状態の人や、あまりコンサートに行く機会のない人にも、音楽を届けられたらなと、考えるようになりました。
広く弦楽器を広める活動やアウトリーチ活動に力を入れています。